子ども放送局とは
- このページの目次
子ども放送局とは?
-
「子ども放送局」とは、子どもたちによる地域密着型映像制作活動です。小学生・中学生が自ら企画・撮影・編集の作業を行い、番組を制作します。子どもたち自らが力を合わせて、地域に根付いた番組を作ることで、実践的にメディア、郷土について学ぶことができます。完成した作品はケーブルテレビで放送、Webで配信されるほか、上映会を実施して、 多くの人に見ていただいております。
※この一連の作業を中央大学FLP松野良一ゼミの学生がTA(Teaching Assistant)としてサポートしています。
※放送、配信、上映につきましては、事前に、保護者、学校など教育関係者、登場する方々に許諾をいただいております。
-
プロジェクトの目的
1. 対人コミュニケーション能力の向上
最初、子どもたちは取材に慣れていないため、インタビューがうまくできません。しかし、実習を重ねていくうちに、取材対象者に質問して話を聞くことができるようになるほか、自分の言葉でリポートできるようになります。学校から地域に出て、取材活動を行うことにより子どもたちの対人コミュニケーション能力が向上していきます。
2. 映像制作によるメディア・リテラシーの向上
教室では、教科書を使った授業が主ですが、「子ども放送局」では実際に地域で番組を作る方法をとります。このため、プロの映像制作と同じ心理的プロセスや心理的ジレンマを体験することができ、「制作者の視点」を獲得することができます。そして、メディア・リテラシーを飛躍的に向上させることができます。
3. 地域映像のデジタルアーカイブ
お祭りや、イベント、風景から環境にいたるまで、その時、その瞬間の様子を、デジタル保存することができます。地域の貴重な映像をアーカイブすることによって、文化的価値を生み出すことにもつながります。
4. 地域の隠れた魅力を再発見
子どもたちが自分たちの住む町をリポートすることで、地域の人々も日ごろ気がつかなかった地元の魅力を再発見することができます。
5. 地域情報化・活性化
地域情報化は、インフラなどのハード整備だけでは不十分です。継続的に地域で人間味のあるソフト、生活と関連するソフトが制作される必要があります。また、そのソフトを地域から発信していくこと。地域内と地域外に新しいコミュニケーションが誕生することが大切です。
『子ども放送局」プロジェクトを実施すると、番組を制作した子どもたちや作品を視聴した住民の方々に、 心理的な変化が生じます。地域への関心度や好感度が増加するだけでなく、自分たちの町を他の地域の人にも知ってもらいたいという発信意欲が高まります。地域内外に新しいコミュニティーネットワークが生まれていくきっかけとなります。
メディア・リテラシーの構成要素
![[画像]](images/media-literacy.png)
出典:郵政省『放送分野における青少年とメディア・リテラシーに関する調査研究会報告書』(2000)
子ども放送局の作り方
-
-
1. 企画・構成
「撮りたいもの」「見せたいもの」「面白いこと」を身近なところから探します。作品のテーマを決め、それに沿って作品の内容や構成を考えます。続けて撮影項目(具体的に撮っていくもの)を書き出します。
-
-
2. 撮影
リポートや雑観を、実際にビデオカメラを使って撮影します。
-
-
3. 編集
撮影した映像を、パソコンを使って編集します。構成で考えた物語(ストーリー)に沿って映像をつなげ、音楽、テロップを入れ、1本のVTRとして完成させます。
-
-
4. 上映会・放送
地域の人々を招き、完成した作品を上映、鑑賞します。また、地元のケーブルテレビで放送してもらいます。
誰がマネジメントしているの?
マネジメントしているのは、中央大学FLP松野良一ゼミです。
中央大学FLP松野良一ゼミについて
中央大学FLP松野良一ゼミでは、メディア・リテラシー教育だけでなく、地域情報化と地域活性化、市民メディアとジャーナリズムなどをテーマとして研究活動を行っています。理論研究だけでなく、映像作品の制作、放送、配信などの実践活動を通して、新しい理論やモデルの構築を目指しています。
「FLP」について
FLPとは「ファカルティ・リンケージ・プログラム」という、中央大学で2003年度から導入された新しい教育システムです。通常の学部で行われるゼミとは異なり、全学部から希望する学生を募り選抜試験を経て構成されます。
協力
- 昭島市 昭島市教育委員会 昭島市水道部 河合塾学園 清瀬ジュニアリーダーズクラブ JCNマイテレビ 若狭たかはま観光協会 他
※掲載されている一部の作品につきましては、各作品のページをご覧ください。 - アドバイザー:岸 勇希(電通コミュニケーション・デザイナー)
このWebサイトについて
子ども放送局のWebサイトのご利用に当たっての注意事項やリンクについては、 お問い合わせ のページをご覧ください。